CMS(コンテンツマネジメントシステム)とは?
Webコンテンツを構成するテキストや画像、レイアウト情報などを一元的に保存・管理し、サイトを構築したり編集したりするソフトウェアのこと。
CMSの基本的な4つの機能
CMSの基本的な機能は「(1)コンテンツの統合、収集、作成」「(2)コラボレーション&ワークフロー」「(3)サイト&ページの構成管理」「(4) 配信管理」の4つが存在します。CMS製品により、この4つのすべての機能を含有するもの、一部に機能を含有し、他社製品との組み合わせにより、4つに基本機能を実現するものとに分かれます。
CMSの3つのフェーズ
CMSの基本機能は4つに分類されますが、利用形態から考えると「静的CMS」「動的CMS」、「Web Service Platform CMS」3つのフェーズで分類することができます。
フェーズ1 静的CMS
一般的にCMSと呼ばれる製品は、3つのフェーズの「静的CMS」を指すケースが多く、「(1)コンテンツの統合、収集、作成」「(2)コラボレーション&ワークフロー」でコンテンツが完成した段階で、FTPなどでWebサーバーに配信されるという機能が重要視されています。静的CMSでは顧客毎などのOne To Oneを行いコンテンツを動的に配信することはできません。現在、CMSと呼ばれる製品に求められているものは、静的にコンテンツを配信する「静的CMS」のみでなく、同時に動的配信もできる「動的CMS」なのです。
フェーズ2 動的CMS
「静的CMS」
+「動的CMS
+「ワンソースマルチユース」
フェーズ1から、さらに企業に存在するコンテンツはBtoCにおけるHTMLのコンテンツだけでない、顧客毎、製品毎のFAQ、あるいは製品の取扱説明書のPDFファイル、Word、Excelなど多様な形態のコンテンツが散在しています。これらのコンテンツを顧客などに配信して行くためには、顧客毎のパーソナライズされた動的配信機能を有した「動的CMS」を必要とします。さらに、企業内のコンテンツは、適切な粒度で格納されると、WebSiteにも利用し、印刷物などにもワンソースマルチユースで利用することが可能となり、コンテンツの付加価値が増します。
フェーズ3 Web Service Platform CMS
「動的CMS」+基幹業務(ERPなど)とWeb Service連動
コンテンツが自社の販売する商品/サービスが中心ですと、その商品の在庫の状況、あるいは顧客の契約の情報などと連動していると、例えば、Inboundコールセンターでのサポート情報の充実や、コンテンツの共有によりコールセンターの分散なども可能になります。BtoBにおける代理店などに在庫情報とともにコンテンツを配信することでデマンドチェーンの構築も可能となります。このようにCMSはERPなどの基幹業務を連動して、コンテンツに関する情報を企業の戦略に活かすことも可能となります。CMSは複数の基幹業務などとの連動をWeb Serviceで行うための共通のPlatformとして活用されます。CMSがSOAのひとつのコンポーネントとして位置づけられるのです。
CMSは「静的CMS」→「動的CMS」→「Web Service Platform CMS」の順に高度な技術と企業のニーズの的確な反映を必要としています。
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